闇夜の店
ひたすら口説き文句を並べている人
静かに飲んでいる人
アジテーションのような叫びを上げる人
くどくど話し込む人
内容が分からず相槌だけを打っている私
目を閉じている人
ソファーに沈み込んだ人
黙認されている
不完全なコミュニケーションと
それぞれの闇
あなたの闇はどんな闇ですか?
微笑をいつも絶やさないママさんも
そろそろ会話の端々に疲れの澱が
こびりついてきているのを感じる
もうすぐ夜明け
そろそろ閉店
闇の土塊に笑顔を上塗りして
偽物のまま終わっていく
それが人生かと思うようになった。
(2008改)
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